
お前なんかに出会わなきゃよかった。
もう一度、会いたい。
余りにもみずみずしい青春のカケラたち。最高に切なく、
心ゆさぶる物語が生まれました。
週刊少年マガジンで連載中、大今良時著作、聲の形第一巻が発売。
「俺は彼女が嫌いだった」 。明るく! 楽しく! 大冒険! がモットーの少年、石田将也。耳の聞こえない転校生の少女、西宮硝子。二人の出会いが、教室を、学校を、そして将也の人生を変えていく‥‥。
ここからは、若干のネタバレを含みます。
と、まぁ普通の内容のように書いてるわけですが、主人公の将也が暇を持て余し色々と腕白ぶりを発揮していた頃、耳に障害のある硝子が転向してきます。将也は、この出会いに宇宙スケールなみの衝撃を受けます(どんな衝撃なんだ)。そして、ちょいちょい彼女にちょっかいを出し始めるわけですが、やがてそれはエスカレートしいじめへと発展していきます。そして色々とあり、そのうち硝子は転向していくわけですが、今度はいじめの矛先は将也へ。将也はここで自分がしてしまった事の重大性に気づくわけですが、時は既に遅しってやつで。
そして時間は経ち、将也は高校生三年になり、硝子へ会いに行く事を決めたわけです。その時の罪を償うために、謝罪をし、その後、死のうと思うわけですが…。
一巻の個人的に好きなシーンは、将也と祥子が殴り合うシーンが最高で。
出来ればもっともっと、ページ数を割いて欲しかった('ω')
初めて、お互いの気持ちをぶつけ合うって事がね、もう、いい感じなんですよ。
ちなみに絵の方も、独特なタッチで少し古臭く感じるかもしれないけど、そこがまだ実直さみたいなものがにじみ出ていて、いい味を出していると私は思う。
背景の細かい書き込みとかね、そこまで描いてしまうのかっていう。
もともと絵描きさんなのですかね。
まあ、とにかく、何かと色々と考えされられる漫画でお勧めです。
既に、第二巻が待ちどしい。
ちなみに、もう発売日が決定していて、2014年1月17日発売予定だそうで。
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